
情報掲載日:2018年9月27日
発見がいっぱい!カタツムリの観察
今年度の幼児クラスでは、身近な動植物に親しみを持って、生命の尊さに気付いたり、
親しみを持つことからはじまりました。
5月に良く散歩に出かける遺跡公園で大きなカタツムリを2匹発見。
大興奮の子どもたち。近づいてそっと観察していると、
「カタツムリが歩いたらヌルヌルの跡がついてるー。これはカタツムリの足跡?」と子どもたちから感性溢れる言葉が沢山聞こえてきました。
そこで、子どもたちの「おもしろいね!すごいね!不思議だね!」を大切にしていくといった園ビジョンから、園で飼育をすることに決めました。
年長ぐみさんが早速名前を皆で話し合い、カタツムリの大好きな花「アジサイちゃん」と
仲良しだったお友だちが引越ししてしまった愛称の名前を付け「リリちゃん」に決まりました。
とても素敵な名前です。
お当番さんが毎朝、調理士さんから残っている野菜(キャベツやにんじんなど)の餌をもらいに行き、世話をしています。観察・記録も皆で協力して行っています。
そんな中、9月に重大事件。
カタツムリが卵を産みました。子どもたちは皆大興奮!!
小さい丸い卵を飽きずに見ています。
「いつ生まれてくるかな?」「どんな姿で出てくる?」
子どもたちの「不思議!」「知りたい!」の
気持ちが一杯になりました。
子どもたちは、毎日、「卵カレンダー」を付けて楽しみにしています。
卵が生まれた日には、観察日記も書きました。
次は赤ちゃんが生まれた時の事を書いてくれるかな? 今からとても楽しみです。
生き物を身近で観察し、世話をする事で命の尊さ、不思議さを実感したり、
変化に気付いたり、関心を寄せたりする経験の積み重ねを大切にしています。
センター北園 園長

