情報掲載日:2020年4月17日
「子どもの笑顔」
令和2年度、わおわお江ヶ崎保育園は13名の新入園児を迎えスタートしました。
毎年恒例となりつつあった対面式の入園式。
お部屋の仕切りの扉を開けた時の在園児から湧いてくるかわいい歓声ときらきらした視線、反対側のお部屋のちょっぴり緊張された保護者と小さな新しいお友だちとの初対面はとても微笑ましく、新たな1年のワクワクを感じる楽しみな行事でしたが、今年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、式の中止判断をせざるを得ない状況となりました。
進級を楽しみにしていた気持ちや、新しいお友だちを迎える嬉しい気持ち、兄弟が卒園したり入園したり…様々なドキドキなど、一人ひとりの子どもの心の様子を丁寧にくみ取ることをより大切にしながら、この状況下において普段からの衛生管理についても徹底して行っています。
保育園での生活は人と人とのかかわりの中での様々な経験が大きな軸となっているので、小さなお子様は抱っこされるぬくもりに安心したり、幼児クラスの子どもたちも手をつないだり、ハグやタッチが大好きです。
数人の子どもたちが体や頭を寄せ合い、同じ遊びを楽しんだり、相談する場面もあります。
そんな時間が子どもの育ちに大切な意味をもつのですが、感染リスクを考えると心配…という狭間で、保育士は日々工夫しながら、安心と安全の双方の観点においてのできる限りの環境設定を考えています。
進級した子どもたちは新しい先生、新しいお部屋に。入園したての子どもたちは安心の保護者のもとから新しい環境に、一日一日慣れてきた様子を「笑顔」で表現してくれています。今回はお隣の学童保育のお兄さんお姉さんのお部屋の様子をのぞき見したり、昨日まで泣いていたお友だちが同じおもちゃで遊べるようになって微笑み合ったり、新しい先生とのおやつを楽しむ姿を写真で切り取ってみました。
集団での活動が制限される中、今年度は行事についても様々な変更が必要になってくることと思います。
命や健康を守ることが第一優先であることは言うまでもなく、私たちは保育士として、保育園で過ごす子どもの大切な時間を、どんな活動の中で、どんなことを経験し、その中でどんな力を育んでいくのか、しっかりと考えていきたいと思います。
江ヶ崎園 園長