情報掲載日:2019年6月21日
やぎさん、ありがとう!
近隣にある新鶴見操車場跡地には、空き地の草を食べてもらうためのヤギが3頭飼育されていて、江ヶ崎園の子どもたちが楽しみにしているお散歩コースの1つとなっています。「ヤギさんにあげる野菜を下さい。」と調理室に声をかけると、調理員さんが切れ端や外側の野菜をビニール袋に入れて手渡してくれます。
小さい子どもたちから見ると、かなり迫力のあるお顔のヤギさんですし、体も口も大きいのですが、子どもたちが差し出す野菜をパクパク食べてくれるのがうれしいのでしょう。保育士に横についてもらい手を添えて一緒に野菜をあげていた子どもも、自分であげられたことを喜んだり、お友だちがあげている姿に拍手をしながらヤギさんの豪快な食べっぷりを楽しんでいます。
後日… 給食の野菜を食べようとせず顔をそむけていた2歳児のお友だち。「このお野菜、ヤギさんにどうぞしたお野菜だよ」と伝えると、表情が変わり「ヤギさんの?」と笑顔をみせたので、「やぎさんが食べたお野菜、どんな味か食べてみる?」と続けると、「うん」とうなずき一口食べるきっかけとなりました。子どもの経験と結び付けた声掛けによって、「食べてみよう」という気持ちが生まれたエピソード。どんな野菜もモグモグ食べてくれるヤギさんのおかげです。
ヤギさん、いつもありがとう!
江ヶ崎園 園長