03園だより

江ヶ崎保育園は、横浜市鶴見区と川崎市の境目にあり、近隣にはお散歩で遊びに行く公園がたくさんあります。
子どもたちが歩いて20分以上の距離の公園もありますが、公園での楽しい経験は、子どもたちの「行きたい！」気持ちにつながっています。

年々、お散歩に行く公園が増えてきたため、お散歩マップを更新！ということで、きりんぐみの子どもたちに相談してみると、目を輝かせて話を聞く姿が。

子どもたちの目で耳で肌で感じて集めた情報を地図に載せ、その地図を見た皆がお散歩をより一層楽しめるようなものができますように…という想いが子どもたちにしっかり伝わったようでした。

早速、子どもたちと担任とで話し合うと、「公園や通る道で発見したことを小さい友だちにも教えてあげよう！」ということになり、「お花がいっぱいのところを探したい」「動物に会えるとこ、ないかな？」「蝶々がいたことを教えてあげたい」などとイメージしながらお散歩を楽しむ姿がみられました。

園に戻ると、今度は見つけた花や虫について図鑑で調べたり、発見したものを伝え合ったり、それを絵に描いたり、ひらがなで説明を書いたりして、きりんぐみ手作りの公園紹介カードが出来上がりました。

他にも「コケコッコーがきこえるかも」「はしのうえから　でんしゃがみえるよ」「かがみにバイバイ」「どてをあるくときもちいい！」「とおいけど　がんばってあるこう」など、子どもの感覚の面白さを感じるものもたくさんあり、とても素敵なマップに仕上がりました。

「お散歩」にはたくさんの子どもたちの世界があり、同じ公園、同じ道のりにも日々の新鮮な発見や、四季の移り変わりの様子を捉える豊かな感性を感じることができました。

この先もまた、子どもたちの新たな発見が「お散歩マップ」の中に登場する日を楽しみにしています。
心地よい風が吹く頃になると、また楽しいお散歩シーズンが訪れます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　江ヶ崎園　園長